きよしこのよる ほしはひかり
すくいのみ子は まぶねのなかに
ねむりたもう いとやすく 古今聖歌 第27番
このクリスマス・カロルは1818年12月24日にオーストリアのオーベルンドルフにある聖ニコラウス教会で初演されました。この歌にまつわる逸話として、教会のオルガンが壊れていてクリスマスに歌う讃美歌の伴奏ができないので、ヨゼフが“Stille Nacht”(ドイツ語のきよしこの夜)の歌詞を書き上げ、グルーバーにギターで伴奏できるように作曲を依頼しました。ドイツ語の「きよしこの夜」は雪の降るオーストリアでギターの伴奏で歌われたのに驚きました。
盛岡聖公会(教会)、仁王幼稚園、聖パウロ幼稚園では今から二千年程前にイエス様がベツレヘムでお生まれになった誕生日を記念して世界中のキリスト教が伝えられた国の人達と共にお祝いしています。園児の聖劇では、マリア様に天使から神の子が誕生されることが伝えられ、遠い国から博士たちが大きな星の導きでベツレヘムに向い、羊飼いたちが羊と共にかいばおけ(馬の餌の入れ物)で眠るイエス様に会いに行く様子が再現されます。一生懸命練習して真剣に取り組む子どもたちの様子を見るのが楽しみです。ご家族で静かで楽しいクリスマスとお正月をお迎えください。
☆新型コロナウイルス感染症が蔓延した時の年末・年始の過ごし方について
岩手県は新型コロナウイルス対策の岩手独自の緊急事態宣言を改訂し、感染拡大時も社会経済活動との両立を図り、ワクチン接種や検査陰性の証明で行動制限を緩和する「ワクチン・検査パッケージ」制度を活用することになりました。
新型コロナウイルス感染症の対応は密閉、密集、密接(3密)を防ぐことですが、北国の年末・年始は屋内で過ごすことが多く、換気が難しくなりますね。
1.色々な年代の人達とお付き合いしましょう。
故郷に出かけることができないので、おじいさん、おばあさん、おじさん、おばさん、親戚の子ども達、学校の友達にはテレビ電話や年賀状で、「明けましておめでとうございます。」とご挨拶しましょう。家族そろって遊べるゲーム、トランプや双六を楽しみましょう。年中行事ですが、年始参り、初売りなどの人込みは避けましょう。
2.生活リズムを守りましょう。
ご家族が集まって食事をしたり、遊んだりすることが多いと思います。お子さんたちも楽しみにしていることでしょう。これまでの生活リズムが崩れて、遅く寝て、遅く起きることにならないようにしましょう。食べ過ぎや生ものを食べてお腹をこわしたり、肥満にならないよう気を付けましょう。生活リズムが乱れると便秘などの体調不良が出てきます。
3.良い生活習慣を続けましょう。
幼稚園で身につけた手洗い、うがい、外出時のマスクなどの良い習慣は続けましょう。
4.家の内外で身体を動かして遊びましょう。
寒いからと家の中に閉じこもらず、3密を防ぎながらマスクを付けてスキー、スケート、そり遊びなどの外遊びもしましょう。
「クリスマスおめでとうございます。2022年(令和4年)も良い年でありますように祈っております。」
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