こんにちは!理事長先生
学校法人聖公会盛岡こひつじ学園理事長赤坂徹先生のページです!
≪2022年4・5月 合併号へ≫


学校法人聖公会盛岡こひつじ学園 仁王幼稚園 理事長だより
2022年6月・7月 合併号

新型コロナウイルス感染症は2年以上経過して全国的にやや減少してきています。これまで控えてきた外出や旅行が増えてきて感染の増加が心配されます。患者数減少の理由はいまだに明らかにされていませんが、これまで取り組んだ3密を防ぎ、マスクと手洗いの励行、ワクチンの接種率が上がったことなどが良かったのでしょうか。南半球は冬に向かってインフルエンザが増えているようです。私達の住んでいる北半球も二つの感染症へのワクチン接種が検討されています。梅雨が明けて猛暑の毎日ですが、北海道では豪雨被害があり、私達を取り巻く環境に問題が山積されています。

1.夏に向けて暑さ対策
これから暑い夏に向かいますので、3密が防げている状態ではコロナ対策用のマスクは外しましょう。

1)紫外線の問題点とその対策

6月になると曇っていても紫外線が強くなります。日焼けは健康そうに見えますが、紫外線は皮膚の(がん)を引き起こすとして、日に焼けないようにしましょう

[対策] 外出する時には帽子をかぶりましょう。プールや屋外スポーツで帽子をかぶらない時の休憩は日陰でとりましょう。車内への日差しを避けるには覆いをつけることも役立ちます。

2)熱中症の問題点とその対策
暑い日に車の中に置かれたり、炎天下で長時間スポーツをしたり、マスクを長時間つけていると、体温が上昇し、急激にめまい、頭痛、腹痛、嘔吐、だるさを訴えるようになります。直ぐに対処しないと、意識を失ったり、死に至ることもあります。

[対策] 帽子をかぶり、涼しい服を着せましょう。睡眠不足や体調不良の時、炎天下での運動を避けましょう。高温・多湿の状況を避けて軽い汗をかく程度の運動をし、バランスがとれた3食を摂りましょう。冷房をつけた状態でもお子さんを車の中に残さないようにして下さい。ベビーカーは地面からの照り返しが強いので、体温上昇に気をつけましょう。汗で失われた水分と塩分を補給するには脱水治療用のイオン飲料(補水液)が利用できます。これらの対応で回復しなければ医療機関を受診しましょう。緊急時は救急車で向かいます。幼稚園や学校では冷房装置を設置していますので、家庭でも除湿や冷房を利用しましょう。

2.旅行での注意

新型コロナウイルス感染症が減少しているので、家族旅行を予定されているかもしれません。お出かけの時は万が一のことを考えて、保険証、お薬手帳、母子手帳(受診時に役立つ情報があるため)をお持ち下さい。旅行先のコロナ感染の流行状況と利用できる医療機関を確認しておきましょう。新型コロナウイルスの抗原検査またはPCR検査を旅行前後に調べることができます。

1)生活パターン:食事や睡眠のスケジュールが変わると、体調不良になることがあります。外食ばかりでは栄養が偏り、食べ過ぎや、食中毒の心配も出てきます。睡眠も不規則になり、十分な休息がとれないこともあります。

[対策] お子さんの通常の食事や睡眠などのスケジュールになるべく合わせて、心身への負担を減らしましょう。

)新幹線や飛行機:移動中に3密にならないように気をつけましょう。短時間でも冷房が強いと体が冷えてしまうことがあります。

[対策]室温に合わせて着せたり脱がせたりしましょう。

)自動車:狭い車内に閉じ込められているようなものですから、不機嫌になりがちです。冷房があったとしても太陽光による輻射熱で熱中症になることもあります。

[対策] 途中でトイレのためにも休憩時間を設けて、全員が休みを取りましょう。

3.ハチやアブに刺された場合の対応

暖かくなって野外活動が多くなり、自宅周辺でもハチやアブに刺されるようになります。

1)ハチ

[種類と特徴]アシナガバチは住宅地に多く、いたずらをしない限り攻撃されることはありません。ミツバチは養蜂家が刺されることがありますが、このハチは刺すと死んでしまうので何度も刺されることはありません。スズメバチはクマンバチとも言われ、攻撃性が強く、雑木林に近い新興住宅地に多く見られます。ミツバチ以外のハチは何回でも刺します。

[症状]刺された場所が5から10分後に赤くなり、腫れて強い痛みが出てきます。何度も同じハチに刺されると、全身のじんま疹、頭痛、吐き気、嘔吐、呼吸困難、ぜんそく様症状、血圧低下などの重篤な症状(アナフィラキシー・ショック)を起こすことがあります。

[対応] 刺された場所を冷やして医療機関に連れて行きます。ステロイド外用剤を塗ります。何度も刺されるとアナフィラキシーショックで死亡することもあるので、全身症状が見られたら早急に医療機関を受診しましょう。ハチ毒アレルギーにはアドレナリン自己注射器(エピペン)を携帯し、症状に合わせて使いましょう。

[予防策]巣があったら近づかないこと、袖や襟の閉ったものを着ること、刺激の強い香水は使わないこと、ハチは黒っぽいものに反応するので、白っぽい服を着ましょう。複数のハチにであったら静かにじっとして、静かに現場を離れるようにしましょう。

2)アブ

[特徴]体長825oのハエに似た昆虫で、雄のみが吸血します。牧場周辺、森林内、畜舎、キャンプ場などで69月に発生し、ヒト、ウシ、ウマを襲って吸血します。

[症状]アブは刺した時に流れ出る血を吸うため、赤くなって腫れて強い痛みを感じます。その後に強い痒みをともなう赤い発疹が2〜3週間続きます。刺された部位に二次感染を起こすと、強い炎症(蜂窩織炎)やリンパ管炎を引き起こします。

[対応] 痒みや痛みが強い場合には医療機関を受診しましょう。

[予防策]アブを駆除して刺されないようにしましょう。

  ホームへ戻る